奇跡の写真」～神在月にて - 神光り～の撮影エピソード
出雲では、旧暦の１０月に全国の神様が集まるため「神在月」と呼ばれます。
八百万の神様が、上陸するのが「稲佐の浜」と言われ、「弁天島」を中心に神話の時代を彷彿させてくれる神々しい場所です。
日本のなぎさ１００選に選ばれている浜の景観は美しく、特に夕暮れ時は、神が創り出した地の夕日「日が沈む聖地出雲」として日本遺産の認定がされるほど多くの方に感動を与えてくれます。
「神在月」中頃の夕暮れ後に、全国の神々を迎える「神迎え神事」が行われ、一週間ほど出雲大社を中心に神様が滞在されると言われます。
撮影は、「神迎え祭」後の深夜に、高感度カメラを使用して弁天島を中心に行いました。
数々の不思議な写真が写せたのですが、その中に弁天島自体が発光しているように写るカットがこの写真です。
撮影を行った当時は、稲佐の浜は今のように整備はされていなく、暗闇の中での撮影でしたから、光るように弁天島が写り込んでいたカットを確認した時はとても驚きました。
島の周りの明かりが増幅されて、島自体が発光しているように写ったのでは？と考えますが、肉眼では島の位置が確認できない程の暗い場所なので、ここまで明るく写った事が不思議です。
更に、画面に向かって右側より伸びて来る雲が、弁天島の上で龍のような顔を作っているように見えることも神秘的で、その伸びてきている雲の元には出雲大社があり、「神在月に集まる神様」を迎えに来たようにも思えます。
出会った光景は、出雲神話の事柄を捉えているのでは？とも考えます。
神様が写る縁起の良い写真には、神様に通じる力（神通力）があると言われますので、あらゆる良縁を思い描き開運を感じ取っていただきたいと思います。
大変に稀な写真が何らかの形で皆様の心の糧となれば幸いです。
(秋元隆良)

サイズ
・額寸：約縦31×横41.5cm
・作品サイズ：約縦20.3×横30.5cm

重量
・約980g

商品内容
・銀塩写真、額縁

製造国
・日本

ご注意事項
・1枚1枚手焼きする銀塩写真の商品です。通常のインクプリントと異なり、色調や濃度に若干の誤差が生じる場合がございます。また、商品画像はお使いのPCやスマートフォンなどご覧頂く環境によって見え方（色味や彩度）が異なる場合がござますので予めご了承くださいませ。
・各作品200枚限定・全てに秋元さん直筆のシリアルナンバー入